誰にでも手に入る夢の住まい(第387回 懲りない面々 シロアリの場合)

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明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

ホームページ(以下、HP)では、お知らせ欄にてご挨拶させて頂きました。
ページ下部分までドラッグしなければならないので見にくい?かも知れません。
まさか、タイトル下の“日曜も営業しています” はご存知ですよね?(笑)
私も含め、ページの端から端まで見る方は少ないと思いますが、そこは宜しくお願い致します。^^;

お正月は恒例の伊勢神宮初詣にお参りに行ってきました。
一年間恙なく過ごせたお礼と今年の抱負を述べに…。(笑)
健康で元気に過ごせて行けたらと思っています。

帰宅してからは息子の学校が出場する高校サッカーとラグビーを観戦。
やっぱり全国は良いなぁと思いながら、スポーツの持つ輝かしい姿に感動しながらパワーを分けて貰いました。
正々堂々。
咲くか散るかは勝負の常。あの清々しさは大人になったらなくなっちゃうんですかね…。


閑話休題。
昨年、序章と称したタイトル。
詐欺かどうか詳細は分かりませんが、新年早々驚きました。
一生に一度、晴れの舞台の成人式に着物屋さんのまさかのトンズラ。
最新のニュースでは6日に全店閉鎖?の指示があったと言いますが、横浜の店舗ですかね、もぬけのカラは。
酷いことするもんです。

逃げてる?社長は世捨て人になればいいと思ってるのか知りませんが、専務ってもしかして息子とか???
SNSが発達した今の時代、こうしたことは“記録”に残るので、再起するのは難しくなってしまいますが。。。

というのはまともな人間の考えですか?

リフォーム業界でも悪しき連中はいますが、官報で名前が出ても実際には堪えるのは有資格者なんですよね。
どっかのソーラー会社なんて、世間を何度騒がせています?
何も業者に限ったことではなく、先日もニュースになりましたが、60人の宴会予約して連絡なしのキャンセル。。。
正直者は泣き寝入り…じゃ、一向に減らない気もします。
なんかこう、ブラックリストみたいの上手いことできないですかね~。

制度とかシステムの更新というのは、事が大きくなってから、、、しかも時間が掛かる。
だからと言って、被った被害が無くなる訳ではありません。
結局のところ、自分で自分を守るしかない訳です。
そうしているうち、制度が追い付いてくるようなもの。
決して疑って掛かれという事ではなく、知るべきことは知っておこうというのが私の考えです。

私はもう半世紀生きちゃった訳(笑)ですが、私がペーペーにすらなっていない頃、建築でよく聞く胡散臭い業者というのはシロアリさんでした。
屋根に温水機というのもありましたが新聞に大きく乗りましたし、他の業界だと布団とかですかね?
笑ってられない話ですが、何故か不法行為を行うシロアリ駆除業者の話は余り大きく取り扱われなかった気がします。

例えば、シロアリの協会っていうのがあります。(どこの業界にもありますが…)
こういった協会というのは、基本的に様々なガイドライン、例えば品質の最低保証みたいなラインを取り決め、研鑽や啓発活動を行っているものです。
ただこれは、建設業法や建築士法のような法律で、業とするなら登録しなさいという事では当然ありません。
昔から団体として守るべきものを守りましょうという事ですが、昨今では、それが一つの信用証書の様なものに変わってきました。

ちょっと古いデータですが、、、
例えばこの協会にシロアリ駆除業者が何社入っているか分かります?
私が講習を受けたときは、800社程度。  これじゃ多いかどうかわかりませんよね?
全国でシロアリ駆除を業としているのは2000社以上だと聞きました。(データは古いですよ。)
今どのくらいか分かりませんが(近いうち調べておきます)、このデータからだと“おいおい、ほとんど…”ってなります。

これを踏まえて言いますが、、、
ピンポーンって鳴らして床下に入れちゃった業者はポケットから出す訳ですよ、ケースに入ったシロアリ。
最近でもこういう奴いるらしいけど。。。

で、知らないと?びっくりしてすぐ契約。(悪い奴は兎に角すぐ一筆!)
運が悪いと…、工事してたら「奥さん、基礎が邪魔で向こうに行けないからちょっと壊しますね。 このぐらい大丈夫!」てな具合。
工務店での仕事は勿論、横浜市の診断士として伺った派遣先でも、無残にも壊された基礎をよく見ます。

全然、大丈夫じゃありません。

何も考えないで、薬剤塗った体で、はいお会計。
こんな業者が塗りにくい部位までちゃんと塗っているはずもなく、基礎まで壊されて。。。
新耐震基準前(昭和56年以前)の建物の基礎は無筋コンクリートが多いので、ワリカシ楽なんですよね。

逆に壊さないと全部防蟻処置(体裁含め)できない訳で、適当な保証書付けていなくなります。
言い訳は聞くわけですよ、適当でも。
保証書付けたって、業者が行く気が無ければ一緒ですし。
そもそも、シロアリいなかったんですから。(上記の例の場合)

当時、事件?が発覚しなかったのは、床下だったからです。
そもそも、相当な注意をしているか、相応の被害が無ければ蟻害なんて気づかないですから。。。
古くなったからリフォームしたとか、診断受けたとかで発覚することが多いくらいです。

まずはその業者がせめて協会登録しているかどうか調べましょう。
一番は訪販業者とは喋らないのが確実です。
疑えという事ではなく、そもそもそこでリスクを背負う事は必要ないと思いませんか?
しかも、大概はとぉ~くの業者じゃないですか?

因みに駆除業者で括ってはいけません。^^;
ネズミ駆除を行っているからと言って、シロアリ駆除もやっているとは限りません。

本音としては、地場の工務店が最適です。
インチキ業者使って名を堕とすのは工務店ですから。。。
紹介してもらうのが一番でしょう。

あとは、薬剤か非薬剤か。
過敏症の方が家族にいらっしゃる場合は注意が必要です。

法律上では、地盤面から1m以上の主要構造物に塗布しなければなりません。(弊社では、土台から1m以上です。)
まぁ、柱とか土台、筋かい、構造用合板などです。
防腐防蟻措置を行う事になっていますが、当然の事ながら、保証の切れる7年から10年後、再塗布しても土台とその付近しか塗れません。
大概は壁の中ですから…。

長持ちするものを選びましょう。
一般的には、薬剤は多少分厚く塗ってもそんなに効果は変わりません。
多少は変わると思いますが、個人的には多少だと思います。
言ってしまえば、私の知る限り10年以上の保証はないかと…。

お勧めは墨です。
様々?出ていますが、墨(カーボン)の防腐防蟻剤はヘルスコキュアが一番かと。
様々試した結果そう思っていますが、墨なら分厚く塗った効果は望めます。
墨でコーティングするのですから、塗り圧があればあるほどいい。
シロアリさんの牙が通らなければ蟻害は起こりませんし、墨だから湿気を吸放湿してくれます。しかも非薬剤。

シロアリは注射針の先っちょ一滴でコロニー全体が生き延びることができます。
上記の様な墨の防腐防蟻剤は従来のモノより価格は高い。
不法業者は手軽に安く上げたいですから、そんなものは使わない。
最もヘルスコキュアはモグリには売らないと聞いてますのでその点も安心ですかね。

まとめます。
まずは即断しない。登録業者かどうか。何を使っているか。そして価格。
一番は会わない、話さない。
つまり玄関のドアを開けない。(これ重要!!)

下らない連中を相手するのはやめましょう!!
次回に続きます。


気づかないと言えば、、、
太陽光の施工不良。(屋根の積載荷重オーバーと手抜きによる雨漏り)
そろそろ被害が出てくるころじゃないかと心配しています。。。





 

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