誰にでも手に入る夢の住まい(第408回 防災防犯対策について②)

こんにちは。はい、すぐにその②です。(笑)

前回は訪問セールス、特にリフォーム関係などの話は避けられないと申し上げました。別に訪問セールス全部が問題だという訳ではありませんが、普通の注意はして損はないと思います。真面目に良い情報や品物を売ったりしている人々にとっては迷惑な話ですが、ある意味仕方ないのではないかと思います。弊社ではここ何十年?もそのようなセールスはしておらず、工事の近隣挨拶とせいぜいポスティングだけ。後は実際の工事現場がショールームの代わりの様なものです。本当は我々の様な地域密着の会社こそが地元の宣伝をしたいわけなのですが、近くにありもしない現場があると嘘をついて訪問する連中と同じだと誤解されるのも嫌です。知り合いのリフォーム会社でも同じ考えの人が多い位ですから。

 

この手口?単独で動くのが殆どですが、最近では手が込んでいて6,7人で一斉に地域を絞って動いています。勘のいい方は気づくかもしれませんが、要はワゴン車で乗り込み一斉に散っていく訳です。彼らは工事用ジャンパーなどを着ていることが多いようで、近くの現場がって…とか、地域一斉に纏めてセールするとか言うようです。昔は営業騙ってスーツばかりでしたが、最近は工事用のジャンパー(上下もいます)。ですがよく見ると、左胸のポケットの上に社名がない。(笑)そんなバカな…って話です。もし庭の草むしりの最中とかで話しかけられたら必ず名刺を貰う事。皆さんの近所に腰を据えて商売しない人はプリンターで手造りです。法外な値段を要求する癖にそこはケチる。一流じゃありません(笑)

 

当然車で遠征してくる連中は腰なんか据えませんが、冷静に考えれば、工事が上手く出来上がったと思っても、遠くの業者じゃメンテナンスできないことは大きなマイナスになる場合がありますよね?水が漏れて、あてになる工務店がないとして緊急に有名な業者に電話すると、何故かここは横浜なのに4文字?の地方ナンバー。

 

これだけでも不自然ではないですか???(呼んでからでは遅いのでしょうが…)

 

経験されている方も案外多いと思いますが、取付工事代の他に技術料だ、時間外だ、エリア外だって諸経費を計上した上に何かにつけて請求する。水漏れ・止水に10万も掛かったなんて話も耳にします。弱みに付け込んでくるものが悪徳業者です。

だからなのでしょうか?漏水で緊急との事で対応しようとしたら見積もりをくれ?と。水が今漏れているのに???このパターン、結構懲りた人がしてしまう事。忸怩たる思いがあります。

 

少し突っ込んでお話します。(多少デフォルメしますね)

たまに、はがき大の広告?が入っています。ある方が10年前もその業者に“いいこと”された訳(結果として)ですが、屋上から雨漏りがするという事で再度見て貰ったと。。。

10年経っているから屋上の再防水をすれば直るって事で施工しましたが雨漏りは止まらない。防水は完璧だから外壁からに違いないと新たに再契約。でも雨漏りは止まらない。

全部してしまった後、弊社が紹介されて現場を見たら何の事はない、屋上のドレン(排水桝)のシール(まぁコーキングです)切れでした。所要時間、屋上上がって2,3分。技術や知識、ましてや経験の差でもありません。恐らく“そこ”を見なかったんです。可能性さえも考えなかった。意地悪かもしれませんが、見たけど指摘しなかったかもしれないし、営業成績?

 

シール処理ならそれこそ職人の日当に満たない費用で済むものを、その業者は結果に2回に分け、半年以上かけて数百万の工事に化けさせました。少なくとも?外壁の塗装工事?はこの場合、不必要でした。(外壁からの漏水疑ってただの塗装工事はありえないです)

 

実はこの業者過去にも偶然“出くわして”いて、外壁塗装で懲りたお客様が弊社に依頼してくれたのですが、モルタルも木部も鉄部も不燃材までも同じ種別の塗料で塗っていたのです。証拠を残していきましたから(笑) 

塗装工事の場合、どこにでも当然にある話ですが、足場を外壁に支持する為、どうしてもそこの部分に補修が必要なんですね。そのために足場撤去の際タッチアップ材と称して小さな入れ物に入れて残していきます。そのお客様の場合、足場業者もタッチアップせずに帰った為、処分に困って結果とってあったという事です。

残念ながらこんな話は巷によくあって、やはり自分の判断って需要だなって思います。

せめてネットで検索すればこの業者はヒットしたのですが。

 

私がココで今言える注意して頂きたい事。

上記以外、ポストの中に入ってるものとしては、マグネットシートの宣伝ものもあまり…ですし、“分かりやすい”といった名目で、簡単すぎる価格表示をしているものも勧めません。

お住まいより遠い住所の会社なら、メリットよりもデメリットの方が多い場合があると考えましょう。訪問セールスは基本相手にしない事。即断しない事です。

テレビドアホンは有効ですが、例えば近隣挨拶ならば、具体的にどこで工事をするか説明するはずですし本当に近くで工事をしているならまた後日来訪するはずですよ。

 

どこの会社もポスティングは業者やアルバイトさんに頼んでいると思いますが、ポストに広告を入れないでと書いてあれば入れません。ただこの方法は情報自体をカットしてしまうのであまりいい方法ではないですね。必要のないチラシはゴミになってしまいますが、そこには自分の選択・決断という行為がありますからそれは重要な事なのです。

 

これは悪徳業者とは違いますがもう一つ。

私は、謳い文句で「見積は3社以上取りましょう」と進める業者は信用しません。

 

一般的なリフォーム工事の見積書は、当然その規模にもよりますが、1020ページ、もしくはそれ以上になるはず。真面目な業者ほど本気ですから、その情報量は多いはずです。

皆さんが選んだその業者×ページ数がご自分が吟味しなければならない情報量です。

業者が自分の見積もりに“価値”があると思っているのなら、そんな言い方はしないと思います。その業者が一番言いたいのは「表紙」。つまり値段です。中身じゃありません。。。

中身が当然重要だからこそ、見積もりに何が含まれているかが重要なのです。

 

私なら5社で無理。

続かないです、集中力が。(笑)何が含まれていて何が含まれていないのかも分からないと意味がありませんし、トラブルの元になります。誰の為にもならないと思いますが、悪徳連中は別。クーリングオフ出来ないように細工?をしています。(ここでは言わない事にします)

 

3社はアリです。(笑)何故なら、相見積もりはお客様の権利なのですから。

簡単な工事ならいざ知らず、四角四面で言えば、自分が見落とすとその対価を払うのも自分なのですから、聞くべきことは聞いたうえで確認してください。

 

再三ですが軽微な小工事は別ですよ。ページが少ない分、お客様も精査できるでしょうから。

それこそネット申し込みの様に10社ポチっとで良いでしょう。

 

今回は以上です。

皆さんに夢のある住まいづくりを!!

ではまた。

 

 

追記(表現として難しいのですが…)

人というのは一遍に入れる情報が過多になると、自然と“自分に都合の良い情報しか集めなくなり、見なくもなります”

業者は“目に見えないもの”を知ってか知らずか見積もりから一旦削除します。相見積もりが多ければ多い程、受注には厳しい競合という事ですから、その部分を“先送り”にします。

必ずしも全てではないですが、本当に予見できない場合もありますし、わざと見ないふりをしても「見積表記以外別途」と言って差し支えありません。

 

ちょっと例を挙げると、浴室洗面などの腐食についてです。これを“仮に”見積もってる業者もいれば“後回しにして”言わない業者もいます。表紙で判断してはいけないというのはそういった事。もし腐ってなけれな行わない工事なのですから費用は掛かりませんが、壊してみて腐っていたら普通は直すはずなので運が悪いと業者の言い値という事になります。よくあるのはこんな部分がいくつもあって、結果当初の見積額の“表紙”を超える訳です。

 

だから個人的にですが、あまりに多くの情報は判断を鈍くする可能性が多くなるので、精査・比較できない量の見積もり社数何社以上推奨という業者の言葉が信じられないのです。恐らく、単体工事の方はそういった文言が好きかもしれませんね。給湯器、エアコンの様に単純な機器交換やトイレだけの局所工事とか、あと塗装工事かな。因みに塗装工事は腐食部分の処置(異種工事)がママありますので、見ないふりが通用します。(笑)

この辺から怪しくなってきますかね~。

 

それでは今度こそ、、、「ではまた」(笑)

 

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