誰にでも手に入る夢の住まい(第409回案外知らないリフォーム(建築)会社の根っこ① )

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こんにちは。段々と秋も深まってきました。

と言いながら先日、息子の元チームメイトが出場するという事で横浜スタジアムのバックネットにて久方ぶりのプロ野球観戦。ちょっと寒かったです。(笑)

その息子にいた少年野球チームも横浜市学童の記念大会に港北区代表として出場し、なんと見事優勝!!今週末地域紙の取材を受けるようです。コロナで唯一の全国大会への道が閉ざされたため、代替えとして記念大会を催した訳ですが、厳戒態勢(原則無観客)の中の開催で、苦労して開催してくれた運営の皆様には頭が下がる思いです。掴みはこの位にしておいて…、

 

住まいにおいて、あんな時?こんな時?どこに電話すればいいのだろう?と思ったことがよくあると聞きます。先日トイレの水が止まらなくて困っているという電話があったのですが、作業後に言われたのがその言葉です。この街の工務店だからウチでいいんですよ!と言ったら「このぐらいの事でもいいんですか?」と。つまり住まい手の“この時”どうすればいいか?と“このぐらい”頼んでいいのか?が困った時の核心なんですね。で、水漏れだとCMを思い出して痛い目を見る。ちょっとした事だと遠慮して先延ばしにしたが為に後日“オオゴト”になる。まぁ大小構わず緊急含めて対応する工務店がどのくらいあるかは別にして、その辺りの事をもう少しお話した方がいいんではないかと思った次第です。因みに以前“ある小さな困りごと?”と言って弊社に電話がかかってきたのですが、私がいいですよ見に行きましょうと言ったら、ウチで丁度10軒目だったそうです。。。

もう少し?頑張ってすぐ思い出して貰う様にならないといけませんね。(笑)

 

以前、ブログにも書いたことはあるのですが、おさらいも含めてサラッとお話すると…、

コト家づくりに関して言えば、大工系工務店に始まり、大手ハウスメーカー(HM)、不動産系(分譲)に分かれます。これが前提。HMは工業プレファブ系(鉄骨等)と木建系(在来工法)に分かれ更に職人不足を憂いてツーバイが増え、不動産系の始まりは地元という感じ。最近ではHMはローコスト系というカテゴリが増え、不動産系は大手資本が入りCMに出たりしています。。。大工系工務店は徒弟制から分かれて行って、所謂一人親方、、、つまり社長が大工さんだったり、基本経営にシフトして複数の大工を抱えた直接施工の工務店などに分かれていきました。皆様の「どこに頼んだらいいか分からない」から紐解いていくとリフォームの話を例の取ってお話しする事にします。

 

ナントカ工務店、ナントカ建築、ナントカ工業、ナントカリフォームという感じでありますが、言ってしまえば元々は大工さんです。偏見?を恐れず言えば、昭和の時代なんて大手HMはリフォームなんてしませんでした。売上日本一何て表彰された方はやったことないんじゃないかな??? 自分で営業のできない小さな大工工務店は下請けに甘んじ、大手はどんどん建てていった。リフォームというか、所謂営繕工事は良くも悪くも地元の工務店の仕事でした。今でこそリモデル(コレ、TOTOの作った言葉です)という一つのカテゴリが生まれましたが、営繕というのは元々は痒い所に手が届く様な小工事が主だったんです。

 

月日が流れ?(笑)、修理や交換工事のフォームは大工工務店だけの仕事ではなくなったんです。昭和末期、ユニットバス(UB)が開発(最初はホテル)され、コンパクトに機能をまとめたシステムキッチン(SK)が開発(ある建築家が最初?)されていくにつれ、修理という感じの営繕が新しい提案へと変わっていきました。今でもUBやSKはメーカーの専門職人で組み立てる通り、設備が発達していくにつれ、工務店(施工店)も変わっていきました。ここで大工系リフォーム業(木建系)と水道系リフォーム業(管材系)に分かれます。その後松下がPanasonicに統合された際、家電系もリフォーム業に参入。ついでに言えば、所謂町の電気屋さんは家電系だったので同じ松下系でも住設建材は納入ルートがなかったのですが、統合したので資材が入るようになり、、、。

更にある家電量販店は買収でそのノウハウを吸収し、ある家具屋さんもヘッドハンティングしながら参入。途中?ローコスト系の下請けだった塗装屋さんは参入も事業計画が出鱈目でドボン(すいません)でした。リフォーム専門の?フランチャイズもありましたが今もうないかな?

大まかに整理すると、中小零細は大工系、水道系、家電系を中心に存在し、大手はナントカさん、ナントカ電気、ナントカ家具?みたいな感じ。リノベーションなんて言葉もありますが、別に企画会社や不動産屋の専売特許でもなく、工務店もやってますがね。。。

 

大手HMは言わずもがな、大工を雇っておらず全部下請け業者で、現場担当者が管理と監理をしていますかね。一般的にすごく高い金額を払ってリフォームすると思いますが、払う方もある意味保険と割り切っているでしょうし、固定のファンいるでしょう。問題は下請け業者の離職率。直したはいいが、その後の不具合があった時、手掛けた職人はおりませんなんて。。。最悪現場担当した人も転勤なんて話はよく聞きます。だって、困ったそのお客様からの依頼で私たちの様な地元の業者が行くんですもの…。“職人を抱えていない”会社の弱みです。逆に抱えている会社はそれを維持しなければならず、そのリスクを負っていると言えます。最初の提案はオシャレでスタイリッシュなんだけど、それをまとめる担当者の質と職人の腕が揃ってこそですね。離職されていない事を願うばかりです。(笑)

 

次に続きます。。。(これらの文章には、私見が含まれてます)

 

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