誰にでも手に入る夢の住まい(第418回 悪徳業者摘発) 

こんにちは。

今週は雪が降って大変でしたが、溶けるのも早くて良かったと思います。

実際、会社や下小屋(倉庫)、そして自宅と雪掻きは大したことなく済んで筋肉痛にもならず…。

今年は暖冬なので、ドカ雪がなかったらいいなぁと思います。

 

さて以前もお話しましたが、冬になるとやたらと給湯器のコマーシャルが増えます。

コロナ禍であの類の設備機器が長く品薄状態になっていたのは記憶に新しい事です。

それでもテレビに出るような問屋さんには何故かある。コマーシャルに出てまで。。。

まぁそこは今回触れませんが、ようは給湯器は冬に壊れる事が多いからです。もうご存知の方も多いでしょうかね?(笑)

春も温かくなるとCMなど流れなくなってしまいます。

給湯器の寿命は機械ものなので個体差はありますが、まず10年までなら部品も残っているので修理はアリ。

10年以内に度々不具合があったり、時期が冬前にかかっていたら事前の交換もアリでしょう。

13年過ぎたら“持った”といえるので、その先は状況に合わせて判断という事になります。

くれぐれも訪問販売業者の『そろそろ、?年経った(短い)ので取替時期です』のくちぐるまに乗らないようにしましょう。

 

…と、この話はボクシングで言うジャブ(笑)

最近季節を問わなくなってきたのが屋根修理の悪徳訪問業者です。

『お宅の屋根のどこどこが浮いてる』とか『あれじゃあ雨漏りする』とか『近所で仕事していたら気付いた』とか。。。

自分の仕事をしながら数十軒先の屋根の何に気付くのか分かりませんが、ほぼ(一応ほぼと言っておきます)全部嘘です。

心配になった方が上記のようなことがあったから屋根を見てくれないか?と問い合わせを何十件と頂きますが、異常は年に一件ありません。

私の自宅や会長の所にも“営業”かけたツワモノがいますが、皆この人らは建築的には素人。せいぜい聞きかじった程度です。

ただ困った事に騙すのはプロなんですよね。。。  だから相手(お話し)にしてはいけないんです。

今回港北区の業者が摘発された事がニュースになりましたが、『屋根がかしいからちょっと見させて』と屋根の上がったそうです。

記事に載っていたのは屋根と外壁の塗装で(被害額)616万円。どれだけ大きな家なのか分かりませんが凄い額です。

他に231万とか385万とかありましたがこれも相当なもの。しかもこの会社無許可です。

住所を見たら新横浜の雑居ビル?で、私の経験則上?新横浜の何〇何号室って言うのが多いんですよね。

この事件、記事によると去年の一年前からの荒稼ぎみたいになっていますが、短い期間の賃貸契約で“売り抜ける”んでしょう。

もう一つ。許可事業者かどうかが悪徳かどうかとは関係ありません。

この許可というのは、言ってしまえば契約(請負)金額を持って工事の規模としています。

簡単に言えば500万以上の契約なら許可がいるって話。一都道府県で起業するなら知事許可です。

昔からいる?もぐりや詐欺業者の類は、小型契約を繰り返してテキトーやっていきます。(追加工事で額を膨らませる)

ちょっと勉強不足なのですが、これ50万円以下にするって話しがあったと思うんですが…調べてみます。

 

個人的お勧めする対策としては、例えばピンポンが鳴って応答してしまったら外に出ずに断る事。

TVドアホンに映るのは嫌うので、今インターホンやチャイムなら交換するのがベスト。

顔が写る様に設定しているのにネクタイぐらいしか映っていない場合は失礼な来訪者なので門前払いでOK。

うっかり顔を合わせてしまったら、絶対屋根には登らせない事。屋根をずらしたり、スレートなら割っていきます。

どっかの屋根の写真を出す人もいるそうです。スマホに似たようなもの(画像)をファイリングしてるんでしょうね。

親切そうに見えても相手は貴女を騙そうとしているかもしれません。そこで返事をせず、名刺だけ受け取って保留してください。

ご自分で調べるか、心配だったら地元の工務店に問い合わせてください。(笑)

異常がなかったら仕事にならないかもしれませんが、地域の工務店だってインチキ業者には腹が立っているので協力すると思います。

 

また所在地が遠い会社からのポストへの投函はゴミ箱行きで大丈夫です。

諸経費を考えたらビジネスとしては採算が合わず、せいぜい丸投げが関の山です。

近所で仕事をしているというのなら事前に工事のお知らせがあるはずで、それがない“ご近所”ならその工事場所を聞いてください。

個人情報で詳しくは言えないという輩がいるそうですが、そもそもそうなら、その糸口の営業活動できないはずです。

冷静に考えれば、地元の業者がそういった営業をしていないと思います。近所なのに。。。

工事の案内は当然しますが、せいぜいポスティングやダイレクトメール位のものなはずです。

そこも判断基準なのではないでしょうか?

 

。。。。。。。。。。。。。。。。。?

 

長い間止まっていた私のブログ。。。

いつから、何から始めようかと昨年秋から思っていましたが、復活した最初がコレって言うのも何ですが。。。

考えてみれば、一番最初の頃もこういった注意喚起や耐震偽装問題から始まったんですよね。

それはそれでよしとして、弊社の事例紹介や皆様の参考になるような話、業界の裏話?は少なめにして(笑)、また始めていきたいと思います。

 

誰にでも手に入る夢の住まい

 

これだけはこだわっていきたいと思います。

今後とも宜しくお願い致します。

 

 

株式会社五十嵐工務店 代表取締役五十嵐司

 

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