誰にでも手に入る夢の住まい(第413回 コロナ禍、ウッドショック)

こんにちは。暑い日が続きますね。

賛否両論あった五輪ですが、我が家は大変な盛り上がりでした。

ソフトボールに始まって、重道、レスリング、フェンシングetc。

そして私的には野球。(笑)

メダルの数も多くて楽しく素晴らしかったのですが、結果大人しく?家に籠って応援!!

外飲みなんてするべくもなく、土手飲み?なんてものもせず、健全に過ごしてました。

コロナとの戦いは1年半を超え、危機意識と反比例するが如くの罹患数。

神奈川…いやここ横浜でも病院の受け入れ態勢のテコ入れを改めて行っているようです。

結局は接する数ですから、その機会や密度を減らせればいいんですけどね。

蔓延防止や非常事態宣言といっても、初手が安易に時間制限、酒禁止みたいにしちゃって、ルール守る人も守らない人も何となくキッチリしないまま進めちゃったから今となっては…。

そうはいっても、罹って損をするのは自分です。注意しないと!!

私はと言えば、6月末に引き渡した緑区のお客様からお叱り(ワクチンまだ打ってないの!?)を頂き、持病がなくても打てるって言うんで早速予約。

大した副反応もなく、先月23日に2度目のワクチン接種を受けて今に至ります。

勿論?それでもマスクはしたままですが。

 

コロナはコロナで色々あって、飲食業は大変だと言われてますが、大変なのはそれだけじゃありません。

それに関連する事業も勿論ですが、余り皆さん最近まで知らなかったウッドショックもあります。

驚いたことに、結構多くのリフォーム業者さん、6月に入っても知らなかったです。(私が知ったのは3月20日ごろ)

個々でも度々述べていますが、リフォーム業と言っても色々あって、例えば水廻り専門とかマンションオンリーとか。

分かり易く言えば、木材を多く使う使わない関係なくリフォーム業はある訳で。

マンションの浴室交換工事のみだったら、耐水べニアなんか使わないですもんね?トイレ改修使います??

なりは小さくとも、弊社の様な総合建設業は新築は勿論、耐震改修工事も行うし、雨漏り工事で屋根や外壁イジったり、勿論水廻りも行うし、小さな手摺工事迄(下地木部補強)請け負います。

だから情報は大事。建売業者ほどの死活問題はない(私どもは工事の守備範囲が広いので)かもしれませんが、建てる材料なければ仕事できませんから。。。

だからこそ、情報の鮮度は重要な訳です。

ウッドショックは4月に入った途端、業界を騒がせているのが表面化しました。

いつもの通りの不届き者はいるのですが、私たちの様な小さな会社は柱や梁のような構造材をどっかまでさかのぼって買い占めることはできませんから、まずはプレカット工場や問屋に所定数?キープする動きを取ります。

同時に品薄になるであろうべニア関係を抑えます。弊社の場合は、すぐ買っちゃいます。力に物を言わせてキープだけするどっかとは違うんですが(笑)

この段階で、家は建てられます。契約したお客様、これから直近で契約するお客様の工事は担保できたことになります。

私がそれこそ周りより情報を得るのが遅かったら、こううまくはいかなかったでしょうが、東北の震災の経験が生きたかな。。。

 

他業者からの詮索が面倒なので端折りますが、今足りないのはヤガラ材。

床下地の根太とか、天井を止めるための野縁とか間柱とか。。。

べニア関連は高止まりですけど、この後緩やかに下がっていくでしょうし(弊社は結構買っちゃったんで、今の緩やかさは関係ないですが)、ヤガラ材もこれ以上は上がらないと踏んでいます。

この原因は調べればわかりますが、コロナ受難によるもので、アメリカは郊外に移り住むので需要が増え、何とも釈然としないけど中国の好景気で船便がないと。

そのアメリカの需要は落ち着きを見せ始め、そこから少し落ち着いてくるのではないか…との見立てです。

買い占めた人たち、倉庫に?隠している人たちもいるようですが、これから新築するというなら来年を見越した準備をするのが妥当です。

尤もプレカット工場が受注を絞っていますから、必然的にそうなるでしょう。

気を付けてほしいと思うのは分譲住宅。近くにありませんか?基礎だけで止まってる現場。

私は先月川沿いの現場が土砂降りの中で上棟しているのを見ました。材料があるうちに使ったのかな???

いずれにしてもというか、どんな理由があってもいけないと思います。

家にとってイケナイ、買う人にとってイケナイ、何より事故の危険性があるのだから職人さんの安全が脅かされてイケナイ。

そういう事をする業者は潰れてほしいと思いますね。

 

リフォームはその辺を抑えている業者な問題ありません。但し、木材の価格については確認してください。

べニアだって一時期倍の金額になりましたからね。

普段からもそうなのですが、何にコストがかかって、その理由は何で、どうして見積額がこうなって、値引いた根拠はこれでは重要です。

最近巷では『見積もりは3社以上とりましょう!!』なんて尤もらしい事を言う業者が増えましたが、薄っぺらいですね。

前提として、相見積もりはお客様の権利です。比較対象がなければ何が“適正”か分からない人もいるからです。

私の見積もりは細かく出すのでそれなり時間が掛かります。後でこうだった、ああだったがお互いにとって良くないからです。

どこがシビアに見て、どこがリスクを見たかは見積時に十分説明します。

考えられるイレギュラーをお話する事でお客様でも一定程度想定できるように…と思っているからです。

順調に仮にあった変更というのが、お客様の好みで変更になった商品だったらその価格変動しかないからですよね?安心して追加できる(笑)

そうして作った見積を、どこの誰が創ったか分からないものと一緒にされても、、、(すいません)

そして何より、そうして作った見積を3社以上、例えば5社とか見て読み込めますか?

勿論お客様ご自身の為、よく精査、吟味するというのなら何社でも構いません。

ただ見積提示する業者の責任や矜持として、あの売り文句は適正なのかな?と思います。

お客様も真剣だからこそ、それに見合う見積提示するというのが前提だと思っていますから、最初の“それ”が軽く見えるのは色々良くない事だと思います。

 

さて、コロナの罹患数は増えてはいますがワクチン接種も進んでいるのも事実。

普段の生活で余分な事はしないでリスクを減らし、これからもお客様のニーズに幅広くお応えする事を念頭にこれからも頑張っていきます。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

ちょっとだけ付け加えますが、、、

夏も終わると台風シーズンですが、1昨年のようなことはないと思いますが十分な備えはしてください。

またここ数年、屋根だけでなく、外壁などから雨漏りをする事例が増えています。

早い対応が重要で、その分安心を得られますが、手遅れになると大掛かりになります。

何かご心配な事があれば遠慮なく仰って下さい。大したことがなければそれに越したことはないのですから。。。

取り敢えず、出来るだけ台風来ないでね。。。

 

ではまた。

 

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